研究会について | コンパクトシールド工法研究会

研究会について

 都市部では、下水道再構築や再整備事業が本格化しており、面的な整備と収集した下水を大深度に敷設した幹線に導く再構築「主要枝線」としての小口径の管路整備が増加しています。これらの管路の施工環境は多様化しており、急曲線や立坑基地確保の困難さなどさまざまな問題点を抱えています。さらに今日においては、より一層のコスト縮減、工期短縮、環境負荷の低減、維持管理への対応が迫られています。コンパクトシールド工法は、このような課題を克服し、在来シールド工法を進化させた新しいシールド工法です。

本工法の主な特徴は、次のとおりです。

  1. 二次覆工を一体化した内面平滑なインバート付き4分割3ヒンジ構造のセグメントを採用することで、二次覆工厚を薄くして掘削断面の縮小化を図り、二次覆工工程の省略を図った。
  2. シールド後方台車に設置する設備をシールド機に内蔵して、シールド機を3分割し、ユニット構造としたことで、立坑長を短くでき、マシンの転用を図りやすくした。

これらによりコンパクトシールド工法が、現在より小さい立坑で、より品質の高いトンネルを短い工期で完成させることを可能とし、さらにはコストの低減および周辺生活環境にやさしい工法として寄与していくものと考えております。そこで、本工法の更なる普及発展と、今後、適用条件の多様化に伴って生じる種々の課題を、多くの英知によって解決するため民間による「コンパクトシールド工法研究会」を設立し、社会資本整備の推進に貢献していきたいと考えております。